かみぞの視点

ラグビーワールドカップの日本代表の試合を観て思った、得意を伸ばさないとどの世界でも勝てない

ラグビーワールドカップ2019の日本vsスコットランドの試合を観た。

ラグビーの試合を観たのは日本vsアイルランド戦に続いて2回目。

いわゆる“にわか”観戦者だ。

1度目は新宿のパブリックビューイングで観戦し、まったくルールが分からなかったがラグビー経験者の元同僚の細かな解説とゼロからルールを説明してもらい何となく流れを掴んだ。

ラグビー経験者の元同僚曰く「アイルランド戦は日本ボロ負けするからよく観ていて」というくらい前評判でいけば負ける試合だったが、終わってみると日本中が喚起に沸いた大勝利となった。

さらにスコットランドの試合でも格上を下し日本ラグビー界の歴史が動いた。

と、このままいってしまうとただのラグビー談義になってしまうのだが、わたしはスコットランド戦をTVで観ていて選手の細かな表情まで見て強く感じたことがあった。

わたしは絶対この競技をやりたくない。

ラグビーがダメだとか、まったくそう言う話ではない。

むしろものすごくリスペクトしている。

なぜなら、100㎏を超える巨漢と巨漢が身一つで相手にタックルしにいっているからだ。

どう考えても、痛すぎる。

考えただけで、ものすごい痛みだ。

現に、スコットランドの試合でフッカーの堀江翔太選手が相手選手とぶつかってものすごく痛そうな顔をしているのがTVに大画面でアップされていた。

さらに血も相当出ていた。

こんな血も出て痛みもあると思われる状況にも関わらず堀江翔太選手は試合を続行している。

どう考えても痛いでしょ。

絶対、もう無理でしょ。

わたしには1ミリも続行できる精神が理解できない。

またまた、話が違う方向に行ってしまったが、わたしが言いたい本当のポイントは痛みではない。

痛みであれば、ボクシングなどの格闘技も相当痛い。

本当にわたしが言いたいポイントはラグビーのポジションだ。

にわかラグビー観戦者のわたしが勘違いしていたのは、ラグビーは全員が巨漢な必要はないという点。

パワーが持ち味の稲垣啓太選手のようなフォワードポジション。

足の速さなど俊敏性が生かされる松島幸太朗選手のようなウィングポジション。

それぞれのポジションで求められるスキルが全く異なる。

彼らは自身の特性を理解し、その得意な分野を極めてきたからこそ日本代表という今がある。

これって、仕事でも同じことなんだと思った。

たとえば、会社で細かい数字を追っていくのが得意な人は、細かな数字のチェックが必要な仕事やマーケティングの細かなテストなどでデータを追っていかせたら、すごいスピードでスキルが伸びる。

反対に、細かい数字や作業は大の苦手だけど人との交渉はすごく得意な人がマーケティングの調査で細々した作業をおこなったら、すぐに飽きて適当な仕事をし上司から大目玉だろう。

でも、マーケティング業務を外部に依頼する際の価格交渉などをさせたら、とことん力を発揮すると思われる。

これはラグビーを観て怖いと思うわたしにラグビーをさせても同様。

監督に「全力でタックルしてこい」と言われてもポーズだけは取るかもだが、ずっと怖いな、嫌だなやりたくないなと逃げることばかり考える。

だから必然的に上手くもならない。

でもポジションが異なれば戦力になるかもしれない。

何がいいたいかって、自分の好きなフィールド、得意なフィールドで戦わないとまず勝てないよねということ。

もちろん、好きだけでスキルが伴わないと得意な人には勝てないが、どちらの土俵にも乗っていない人はどの場面でも勝っていくのは難しい。

また、苦手分野を克服することも大事だが今の時代得意なことを伸ばす方がはるかにメリットがある。

なぜなら、インターネットによって誰でも簡単に情報が手に入り、新たな分野に挑戦しやすくなったからだ。

つまり、どの分野においても敷居が低くなっている。

ホリエモンの寿司職人が何年も修行するのはバカ発言は、まさにその通りでさまざまな技術が動画で分かりやすく真似できるようになり、各専門分野の一定レベルまでのスキルには昔に比べて得意な人なら簡単に到達できるようになった。

Youtubeなどの動画コンテンツで調べれば、未知な料理の作り方も一瞬で分かる。

一度も食べたことも見たこともない料理がすぐに作れるのだ。

なので、昔であれば料理のレシピは本屋で本を買うか、一定期間の修行を終えた人にだけ教えるなどの参入障壁があったが今はかなりの情報がインターネットを通じて本当に簡単に手に入る。

しかも無料だ。

こんな状況だからこそ、自分の得意な分野で戦わないと後発にすぐに追い抜かれる。

プログラミングだって、小難しい教科書よりも分かりやすく書かれた内容がインターネット上に大量に溢れている。

得意な人間はすぐに覚えれば、世の中システム人材が足りないのでオファーが来るだろうし、個人で仕事を受けることもクラウドワークスなどいろいろなサイトを使えば比較的容易だ。

わたしだって、Webは素人だが自分でサーバーをレンタルして独自のHPを運営できている。

やり方はすべてインターネットの分かりやすいサイトから教わったものだ。

ものすごく参入障壁は低い。

だから、苦手を克服しているよりも早く得意分野を伸ばす方がメリットがあると言える。

得意なフィールドで戦わないと勝てないということは、企業で考えるともっと分かりやすい。

Web制作の会社で、Webが好きでも得意でもないけどとりあえず仕事受けさせていただきますと言っても依頼をする会社はいないだろう。

どの会社も「うちの強みは圧倒的なHPからの集客力で、他社にはできないHPからの集客のノウハウ持ってます!」みたいな会社に依頼すると思う。

世の中で勝っている会社は強みを伸ばすことで競合他社に打ち勝っている。

会社で働くわたしたちもスポーツ選手や企業のように得意を売りにしていかないと競争社会では敗れてしまう。

だからこそ、ラグビーを観て強く思った。

他人の得意を羨ましがっていても始まらない。

自分の苦手な部分を補っていてばかりでも勝てない。

自分の得意なことをやらないとどの世界でも勝てないなと。

あなたの得意はなんですか?

ちゃんと見つかっていますか?