年収1000万円。
それは、日本で働く多くの人がねたみ、うらやみ、目指す年収であり、一種のステータスです。
年収1000円稼ぐ人は2017年の民間給与実態統計調査の結果によると給与所得者の上位4.5%。
2017年の給与所得者の平均が432万円になるため、およそ2.3倍の給料です。
年収1000万円は医者、弁護士、パイロット、もしくは大企業の管理職などにならないとなかなか届かない数字に感じるかもしれないですが、意外と手の届くところにあります。
それは以前twitterでつぶやいた下記です。
なんだかんだで中小の外資系企業が凡人でも年収1000万円行く簡単な方法だと思う。
基本マネージャークラスは1000万円越えるが、そのハードルは思うほど高くない。
個人的にはシニアスタッフレベルで800万円をコンスタントに稼ぐのが一番幸せだと思うが。
— 外資人事・採用@かみぞの (@kamifinance) March 9, 2019
そう、外資系企業であればマネージャー(日本企業で言う課長)職になると1000万円に手が届きます。
※外資系企業で働くとモテる要素も付いてくる(下記参照)
ウソだと思う人もいるかもしれないので、念のためエビデンスとして実際の転職エージェント、Robert Walters(ロバート・ウォルターズ)に載っている下記の求人を見てください。
引用元:https://www.robertwalters.co.jp/
給与が1000万円を超える募集がAccounting Manager(アカウンティングマネージャー:経理課長)のポジションで出ていたのがお分かりいただけたでしょうか? ※1つFinance Manager(ファイナンスマネージャー:財務課長)も含む
では、これから年収1,000万円の求人で採用される人、つまり経理で1000万円を稼ぐのに必要なスキルを紹介します。
※ちなみにわたしが毎年100万円年収を上げた方法は下記参照
【全文無料】500万円年収アップを未経験から5年で実現した2つのポイント
経理で年収1000万円を稼ぐのに必要な3つのスキル
結論を先にお伝えすると、経理で年収1000万円を稼ぐのに必要な3つのスキルは以下です。
■年収1000万円稼ぐのに必要な3つのスキル
1.英語力
2.マネジメント経験
3.ファイナンス全般知識
聞いてみると、まぁそりゃ必要そうだと感じるスキルではないでしょうか。
ここで、実は重要なポイントが2点あります。
■重要ポイント
1.公認会計士や税理士、USCPA(米国公認会計士)などの資格が絶対に必要なワケではない
2.経験年数はそこまで長期間求められない
もちろん、上記の2つがあればそれだけ優位なのは間違いありません。
ただ、上記がなくても早く必要なスキルと経験を積めば20代でも年収1000万円に到達するのです。
次に実際の求人で求められるスキルを見てみましょう。
実際の求人から見る年収1000万円に必要なマネージャーのスキル
まずは、下記です。
引用元:https://www.robertwalters.co.jp/
先ほど紹介した、Renewable energy(再生可能エネルギー)の会社が求める条件になります。
上記で絶対に必要だったスキルは下記の2点です。
絶対条件:
■3年以上の経理、仕訳経験
■ネイティブレベルの日本語力とビジネスレベルの英語力
この2点は先ほど紹介した3つのスキルの内の2つです。
上記以外の会計士資格やIFRSか監査経験、財務分析や予算管理などの経験はマストではなくあくまでもプラスなので、絶対に必要ではありません。
もちろん、プラスの条件を持っていればそれだけ採用に近づくのは当たり前ですが、最低限は上記2つを押さえればよいというのは間口が広いと思いませんか?
次は先ほど紹介したManufacturer(メーカー)の会社が求める条件になります。
引用元:https://www.robertwalters.co.jp/
求めるスキル:
■経営、会計、財務、経済学部の大卒以上
■メーカーでの財務、原価計算の経験
■IFRSの知識
■SAPの知識
■プロジェクトマネジメントスキル
■英語力
ここでも大卒資格とSAPの知識は必要ですが、それ以外は先ほど紹介した3つのスキルになります。
経験年数は求められていません。
メーカー出身で広く経験を積んでSAPの知識があれば、早いタイミングで応募条件は整うのではないでしょうか?
最後は、Medical devices(医療機器)の会社が求める条件です。
引用元:https://www.robertwalters.co.jp/
絶対要件は下記の3つです。
絶対要件:
■3年以上のマネジメントもしくは、チームリーダー経験
■マネジメント経験
■会話、文章作成ができる英語力
上記以外で絶対必要ではないがあると良いのは、SAP利用、監査対応、ファイナンスプロジェクトのリーダー経験です。
よって、英語力とマネジメント力は絶対必要ですがそれ以外はあればなお良いといった状況なのです。
3つの実際の求人を見ていただくと特別な資格がなくても、15年20年と経験がなくとも年収1000万円に到達できることがお分かりいただけましたでしょうか。
さいごに
経理で年収1000万円を稼ぐのには外資系企業のアカウンティングマネージャーを目指すのが難度の高い資格を持っていなくても、経験年数が長くなくても、凡人でも、学歴が低くても稼げる方法です。
また外資系企業のアカウンティングマネージャーになるために必要な下記3つのスキルを紹介しました。
■年収1000万円稼ぐのに必要な3つのスキル
1.英語力
2.マネジメント経験
3.ファイナンス全般知識
今回は経理で必要なスキルを紹介しましたが、外資系企業のどの職種においてもマネージャー職に必要なスキルはマネジメント経験、英語力とその職種の全般知識です。
よって、どの職種においても外資系企業でマネージャー職になると年収1000万円に届くのです。
年収1000万円なんて異次元だと思っていた人もポイントを抑えてスキルを身につけ、タイミングを合わせて転職してマネージャー職に就けば夢は叶います。
年収1000万円を稼ぐ方法として、ゼヒ外資系企業への転職を考えてみてはいかがでしょうか?
なお、実務経験者のおすすめの転職サイトは下記の【経験者向け】5年で500万円年収アップに利用したおすすめの転職サイトをご覧下さい。
また、下記の外資系経理の転職でホワイト企業かどうかが分かるシンプルだけど重要な方法とは?ではホワイト企業への入り方も紹介しているので1000万円よりホワイト企業に入りたい方はご覧下さい。