外資系企業

外資系企業と日系企業の5つの違い

外資系企業と日系企業の5つの違い

2019年10月時点で外資系企業を3社日系企業を1社経験したわたしかみぞのです。

このブログを通じてやTwitterなどからよく聞く質問で、

 

「今後、外資系企業を目指そうと思うのですが、外資系企業と日系企業の違いって何ですか?」

 

という質問を結構いただきます。

そこで今回は外資系企業と日系企業の違いを5つ紹介します。

先に言いますが、一口に外資系企業と言っても下記の外資系企業にも種類がある? 就職や転職前に3タイプの外資系企業を紹介の記事で紹介している通り、外資系企業にもいろいろな種類があります。

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それこそ、元々日系企業が外資系企業に買収されたばかりであれば、外資系企業と言っても中身は完全に日系企業です。

反対に日系企業と言っても最近のスタートアップIT企業の文化は外資系企業の特徴と近い部分もあります。

よって、今回はあえてコントラストを付けた、ザ・外資系企業と古き良き日本文化を踏襲した日系企業との違いを紹介していきます。

 

外資系企業と日系企業の5つの違い

まず、結論として外資系企業と日系企業の5つの違いは下記です。

 

■外資系企業と日系企業の5つの違い

1.雇用の違い(ジョブ型かメンバーシップ型か)

2.評価の違い(実力主義か年功序列か、効率化か長時間労働か)

3.給料の違い(福利厚生か年収か)

4.環境の違い(有給休暇の取り方、デスクが異なる)

5.飲み会の違い(お酌をするかしないか、飲み会に参加するかしないか)

 

それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。

 

雇用の違い(ジョブ型かメンバーシップ型か)

1つ目は雇用の違いです。

一般的に外資系企業はジョブ型雇用をおこなっており、日系企業はメンバーシップ型雇用をおこなっています。

…ですが、「そもそもジョブ型とメンバーシップ型ってなんですか?」という話ですよね。

簡単に説明すると下記です。

 

■ジョブ型

自分の部署(専門)、業務が決まった働き方

経理なら経理のみ、人事なら人事のみ

基本的に自ら異動を志願しなければ同じ部署でプロフェッショナルとして働く

 

■メンバーシップ型

いわゆる総合職。

何年かおきに部署が変わっていく働き方

1-3年は経理で、次の4-6は人事など

 

ちなみにわたしが外資系企業に入社した際は、外資はジョブ型なので雇用契約書に自身の業務範囲が網羅されていました。

なお、その内容はもちろんすべて英語だったので読むのに苦労しました。(ホントに)

また、部署内で上司が別の上司に対して「この業務はわたしのJob description(職務供述書)にありません」と言っていたケースもあり、”自身の業務範囲”という意識の強さを感じたのも記憶しています。

ジョブ型もメンバーシップ型もどちらも一長一短は存在。

たとえばジョブ型の場合、自身にハマればものすごい専門性を追求できますが、異なる分野(部署)への異動はなかなかハードルは上がります。

一方メンバーシップ型の場合は、定期的に仕事が変わるので専門性が追求できませんが、自身の新たな可能性に気づくチャンスは多いです。

自身の適性に合わせて考えると良いですね。

 

評価の違い(実力主義か年功序列か、効率化か長時間労働か)

2つ目は評価の違いです。

評価の違いは主に下記の2点です。

 

■評価の違い

1.実力主義か年功序列か

2.効率化か長時間労働か

 

それぞれの詳細を見ていきましょう。

 

実力主義か年功序列か

外資系企業では年齢に関係なく、評価に応じてポジションを得ることができます。

よって自分より年下の上司や、一回り年上の上司に遭遇することなど往々にしてあります。

一方、日系企業では基本的に終身雇用を前提で考えられたシステムで一律にポジションや給料は上昇していき、成果のでない人でも一定のポジションまでは就くことができますよね。

「あの人はインターネットを見ているだけで、年齢が上だからわたしよりだいぶ高い給料をもらっている」

こんな状況が発生するのも年功序列の日系企業ではあることです。

もちろん、スキルがなくても給料が上がるというのはある意味良い環境という考え方もできますね。

ちなみに以前いた会社の人で若くして営業のトップを任されていた方は転職でポジションを上げ、さらに転職先の会社の中でもポジションを上げ30代にして、ある外資系企業の日本法人社長に上り詰めていました。

実力があれば、早いスピードで出世できるのも外資系企業の大きな特徴ですね。

 

効率化か長時間労働か

外資系企業では効率的に働くことで評価を得られ、長時間労働いわゆる残業が多いと効率が悪いと判断される傾向にあります。

一方、伝統的な日系企業では遅くまで働くと頑張っていると評価される傾向が強いです。

以前、Twitterで下記をつぶやきましたが、典型的な外資系と日系の評価の違いです。

 

 

外資系企業では評価の際により”結果”に重点をおき、日系企業では長時間労働しているという”時間“に重点をおくのが典型的な違いですね。

よく聞く話では、「あの人は早く帰っているからもっと仕事を振ろう」という考え方があります。

これは典型的な日系企業の発想で、業務量と成果で判断せず時間で見ている分かりやすい例です。

 

給料の違い(福利厚生か年収か)

3つ目は給料の違いです。

外資系企業は年収が高いとよく耳にする方も多いですが、その通りだと感じます。

特に外資系の投資銀行などは桁違いに高いのは周知の事実で新卒で1000万円オーバーもザラにあります。

ただし、日本の大手企業にあるような家賃補助などの手厚い福利厚生はあまりなく、その分を年収で還元しているイメージです。

よって、福利厚生などを含めたざっくりしたトータル年収で考えると下記の順番で年収になります。

 

■日本国内におけるトータル年収の高い順(上から高い)※かみぞの調べ

外資系大手企業(一番高い)

外資系中小企業≒日系大手企業(同じくらい)

日系中小企業(一番低い)

 

外資系企業の方が総じて高い印象です。

理由は、大きく2点。

1つ目は、そもそも外資系なだけあって中小企業と言ってもグローバル展開している会社なのでグローバル規模で見ると総じて大きいので給与水準も高い。

2つ目は、外資系企業はどうしても本国とのやり取りで英語力が必要になってくるので、専門スキル+英語ができる人材は希少価値が高くなり、給与水準が高くなります。

お金で見るなら外資ですね。

もちろん、外資系大手企業はハードルも高くなりますが。。。

 

環境の違い(有給休暇の取り方、デスクが異なる)

4つ目は環境の違いです。

環境の違いは主に下記の2点です。

 

■環境の違い

1.有給休暇取得の考え方

2.デスク

 

有給休暇取得の考え方

外資系企業と日系企業の有給休暇の取得の考え方は異なると感じます。

日系企業での有給取得は”特別な理由があれば取って良いもの”で外資系企業では”すべての有給休暇は取得すべき権利”です。

日系企業では他の人に迷惑がかけられないと有給が取得しにくいのが現状。

一方、外資系企業では有給を取得していないと、この人は時間のコントロールができておらず効率が悪いという印象を受けるのも事実です。

下記の外資系企業はホワイト企業率が高い!外資系企業のカルチャーから見るホワイトな理由にて有給休暇が取得しやすいカルチャーになる実例を挙げているので気になる方はご覧下さい。

外資系企業はホワイト企業率が高い!外資系企業のカルチャーから見るホワイトな理由外資系企業と聞くと、実力主義で激務なイメージを抱く方も多いです。 しかし、実際の外資系企業はホワイト企業が多いという事実があります...

 

デスク

一般的な日系企業のデスクは横並びで隣や前など全体が見渡せる会社が多いです。

部長などは一番奥の端の席が典型的ですよね。

一方、外資系企業のデスクは下記のようなそれぞれの席がパーテーションで区切られている会社が多いです。(もうちょいパーテーションは高い)

 

外資系企業のデスク

 

また、部長職になると、ガラス張りの個室ですね。

わたしは部長職の人がデスクの上に足を置いて電話している姿を初めて見た際、「海外のテレビで見たやつだ!」と、ある意味感動した記憶があります。

 

 

飲み会の違い(お酌をするかしないか、飲み会に参加するかしないか)

5つ目は飲み会の違いです。

外資系企業と日系企業の飲み会では以下の点が異なると感じます。

 

■飲み会の違い

1.お酌をするかしないか

2.飲み会に参加するかしないか

 

お酌をするかしないか

外資系では下記のTweetの通り、上司は謙遜ではなくリアルにお酌をしないでよいと言ってきます。

 

 

ちなみにこれはわたしが実際に外国籍の上司に言われた話です。

一方、日系企業の新人は上司にお酌をするのは大前提でお酒の割り方を覚えるのも必須です。※これは日本有数の某大手製造メーカーに勤める友人が新人の頃に上司に言われた内容です。友人は必死にそれぞれの上司のお酒の割り方をメモったと言ってました。

これを美学と捉えるか面倒くさいと捉えるかは人それぞれですが、日系企業の新人が大変なのは言うまでもありません。

 

飲み会に参加するかしないか

次は飲み会に参加するかしないかです。

日系企業の場合、飲み会は参加するか遅れて参加するかの2択です。

基本的に強制力が働き、プライベートな用事はキャンセルが基本。

一方、外資系企業であれば参加の有無は自由でわたしの同僚にも一度も会社の飲み会には参加をしない人もいます。

完全にプライベートと仕事で分かれているのが外資ですね。

 

さいごに

今回は外資系企業と日系企業の5つの違いを紹介しました。

それぞれの特徴的な部分を見ていただき、「自分は外資系企業の方が合うなぁ」や「日系企業の方が楽だなぁ」などあると思います。

ただ、注意していただきたいのは冒頭で申し上げた通りすべての外資系企業や日系企業が上記の通りではない点です。

日系企業であっても時代の流れとともに外資系寄りな会社や反対もあります。

転職を考える際はそれぞれの会社の口コミなどを頼りによりイメージを具体化して進めることをオススメします。

また、ブラック企業を避ける方法は下記転職でブラック企業を避けるシンプルな方法【外資系企業の経理編】をご覧下さい。

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