47都道府県でどこが一番経理求人が多いか?と言えば、間髪入れずに東京が推測されますよね。
じゃあ、5番目は?8番目は?27番目は?となると難しいです。
そんな前置きはさておき、ある大手の人材紹介会社でわたしがサイト検索した2018年10月の都道府県別の経理求人の比率をランキング形式で出しました(件数だといろいろあれなので。。。)
まずは、日本全部で検索した経理求人を100%としてそれぞれの都道府県がどのくらいのシェアかをリストにしたものが下記になります。
都道府県別経理求人数のシェアランキング
都道府県 | 求人シェア | |
1 | 東京 | 53.9% |
2 | 大阪 | 8.0% |
3 | 愛知 | 5.6% |
4 | 神奈川 | 5.5% |
5 | 兵庫 | 3.2% |
6 | 埼玉 | 2.4% |
7 | 静岡 | 2.4% |
8 | 京都 | 2.3% |
9 | 福岡 | 2.2% |
10 | 広島 | 1.5% |
11 | 北海道 | 1.4% |
12 | 岡山 | 1.2% |
13 | 千葉 | 1.0% |
14 | 宮城 | 0.8% |
15 | 岐阜 | 0.7% |
16 | 茨城 | 0.7% |
17 | 栃木 | 0.6% |
18 | 長野 | 0.6% |
19 | 三重 | 0.5% |
20 | 福島 | 0.5% |
21 | 富山 | 0.5% |
22 | 新潟 | 0.4% |
23 | 福井 | 0.4% |
24 | 滋賀 | 0.4% |
25 | 群馬 | 0.3% |
26 | 石川 | 0.3% |
27 | 香川 | 0.3% |
28 | 熊本 | 0.3% |
29 | 山形 | 0.3% |
30 | 奈良 | 0.2% |
31 | 和歌山 | 0.2% |
32 | 大分 | 0.2% |
33 | 山梨 | 0.2% |
34 | 山口 | 0.2% |
35 | 愛媛 | 0.2% |
36 | 岩手 | 0.1% |
37 | 宮崎 | 0.1% |
38 | 秋田 | 0.1% |
39 | 鳥取 | 0.1% |
40 | 沖縄 | 0.1% |
41 | 青森 | 0.0% |
42 | 徳島 | 0.0% |
43 | 佐賀 | 0.0% |
44 | 長崎 | 0.0% |
45 | 鹿児島 | 0.0% |
46 | 島根 | 0.0% |
47 | 高知 | 0.0% |
そして、上位5都道府県+その他のグラフ
次に東京を100%とした際の全国の求人数のシェアランキング
都道府県 | 東京比 | |
1 | 東京 | 100.0% |
2 | 大阪 | 14.8% |
3 | 愛知 | 10.4% |
4 | 神奈川 | 10.3% |
5 | 兵庫 | 6.0% |
6 | 埼玉 | 4.4% |
7 | 静岡 | 4.4% |
8 | 京都 | 4.3% |
9 | 福岡 | 4.0% |
10 | 広島 | 2.8% |
11 | 北海道 | 2.7% |
12 | 岡山 | 2.3% |
13 | 千葉 | 1.8% |
14 | 宮城 | 1.5% |
15 | 岐阜 | 1.4% |
16 | 茨城 | 1.3% |
17 | 栃木 | 1.1% |
18 | 長野 | 1.1% |
19 | 三重 | 1.0% |
20 | 福島 | 0.9% |
21 | 富山 | 0.9% |
22 | 新潟 | 0.7% |
23 | 福井 | 0.7% |
24 | 滋賀 | 0.7% |
25 | 群馬 | 0.6% |
26 | 石川 | 0.6% |
27 | 香川 | 0.6% |
28 | 熊本 | 0.6% |
29 | 山形 | 0.5% |
30 | 奈良 | 0.3% |
31 | 和歌山 | 0.3% |
32 | 大分 | 0.3% |
33 | 山梨 | 0.3% |
34 | 山口 | 0.3% |
35 | 愛媛 | 0.3% |
36 | 岩手 | 0.2% |
37 | 宮崎 | 0.2% |
38 | 秋田 | 0.2% |
39 | 鳥取 | 0.1% |
40 | 沖縄 | 0.1% |
41 | 青森 | 0.1% |
42 | 徳島 | 0.1% |
43 | 佐賀 | 0.1% |
44 | 長崎 | 0.1% |
45 | 鹿児島 | 0.1% |
46 | 島根 | 0.0% |
47 | 高知 | 0.0% |
さらに、関東、九州といった地域に分けたシェアランキングとグラフ
地域 | 求人シェア | |
1 | 関東 | 64.4% |
2 | 近畿 | 14.8% |
3 | 中部 | 11.1% |
4 | 中国 | 3.0% |
5 | 九州 | 2.9% |
6 | 東北 | 1.8% |
7 | 北海道 | 1.4% |
8 | 四国 | 0.5% |
圧倒的に求人数1位(シェア54%)の東京
やはりというかもう圧倒的に東京ですね。
わたしもどう考えても一番は東京だというのは分かってましたが、まさか日本の経理求人の半分以上が東京に集中しているというのは驚きです。
こうした事実を目にすると、やっぱり東京に人が集まるのには納得ですし、それだけチャンスが多いので恵まれた環境と言えます。
ダントツでシェアが変わる東京以外の都道府県
次に2番目が大阪。
これもまあ予想通りと言えば予想通りの結果ですが、トップのシェア54%に対して、大阪はたった8%。
これで2番というのが、超東京一極集中の現状をわかりやすく表しているんじゃないでしょうか。
経理で働きたい人は、間違いなく東京で仕事を探すことが、自分にベストなポジションを探す最適解ですね。
どこかの有名ブロガーは「まだ東京で消耗してるの?」と言っていますが、コト経理においては、「ベストな経理職を探しているのに、まだ東京以外で職を探してるの?」というカウンターパンチをお見舞いしたい。
つづいて気になったポイントは福岡。
九州最大の都市福岡なので、トップ5に入ってくるかと思いきや、9番目。
6~9番目はパーセンテージで見ると誤差の範囲で、タイミングによって前後するものかといった印象。
下位の中心は南に集中
40~47番目を見ると、九州、四国などの南の方の地域が中心ですね。
ツイッターでもつぶやきましたが、わたしは寒さに弱く、暖かい気候が大好きなので、本気で沖縄移住計画を考えたことがありました。
ちなみに沖縄は1/883しか東京に比べて求人がない。。。
一時期、沖縄移住計画を考えた時期もあったけど、こういった事情もあり挫折した。
地方活性化は求人増やすのも大事です!
— 外資人事・採用@かみぞの (@kamifinance) October 23, 2018
その際に、今回のデータの通りあまりの経理求人の少なさに、転職は難しいと判断して沖縄移住計画を断念しました。
本当は異職種になることまで考えましたが、そこまでの踏ん切りはつけませんでした。
最後に
今回のようにデータとして結果をみると、自身の感覚との差異を確認できると共に、より現実的な戦略的転職活動ができます。
中盤にも言いましたが、より母数の多い場所に行けばよりチャンスはあります。
なお、日本全体の企業数や約380万社。
その内外資系の企業数は約3,300社です。
つまり、日本の会社の内の0.09%しか外資系企業はありません。
その中で自分自身にマッチする企業、転職をするためには、少しでも可能性の高い場所に行くのが最適解です。
「ベストな経理職を探しているのに、まだ東京以外で職を探してるの?」という言葉で締めくくらせていただきます。
なお、現在わたしが利用している人材紹介会社は以下になります。
会社によっては1社しか人材紹介会社を利用しない会社もあります。
そういった会社と出会えないリスクを減らすため、また自分のチャンスを増やすためにも、まだ登録していない先があれば、無料相談できるので登録することをオススメします。
■ランスタッド
★母体が外資なので外資系企業も多く紹介
★登録求人数が多い
■JACリクルートメント
★外資系・グローバル企業の求人多数
★業種別に専門担当で手厚いサポート
■doda
★登録企業数が多い
★広告に力を入れている
また、各ステージ毎の経理での外資系企業への転職方法は下記の記事を参考に
ニートもしくは未経験⇒外資系派遣へ
派遣⇒外資系正社員へ