※わたしの経歴はプロフィールをご覧下さい
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ニートな元営業が外資系企業の経理に入るために必要なステップ
すると”外資系企業で働いた経験”を比較的容易に手に入れることができますね
元々、日系企業で経理経験のある人は、派遣で働くとキャリアダウンになるかと思います。
しかし、”外資系で働く”という果実を手に入れるために、あえて派遣といった手段を選ぶというのも一つの選択肢です。
また、派遣で働くことにより、自身がイメージしていた”外資系企業”と実際を比較できるので、自分に合う合わないを確認する手段としても使えます。
なので、合わなければ再度日系企業に戻るという選択肢もあります。
経理経験がない場合の外資系企業に入るための対策
ニート脱却のために取ってほしい経理資格
すごーく理想でいうと経理資格に関しては、日商簿記検定の2級があれば、相当長い期間(正社員になってからの転職でも)重宝します。
英語に関してはTOEIC600点位あると、まぁ話せなくないんだなという認識をされます。
この二つがあると、正社員の転職でも相当足切りで落とされる確率は低くなります。
派遣であれば、これくらいほしいなぁというレベルだと、日商簿記検定3級、英語は多少分かるレベル(TOEIC換算は難しいですが、450点位でしょうか)です。
これくらいあると未経験でもなんとか引っかかると思います。
※ちなみにわたしのTOEICスコアは下記参照
分かりました。禁断のワザは人間がもつ直感を利用して、相手に錯覚をさせることです。
たとえで言うと、日商簿記検定2級をあなたは持っていません。
でも、あなたはこう答えます。「現在日商簿記検定2級の勉強中で、次の試験を受験して取る予定です」
これを説明すると、相手は全く知識がないわけではなく、日商簿記検定2級に近しいレベルはあるということを錯覚させます。
また、その際に、具体的にどの部分を現在勉強しているかを2つ位持っていると、面接官からツッコミを受けた際に”勉強している感”を出すことができます。
最初にお伝えした通り、このワザは見破られた時に大きなリスクを伴います。
なので、きっちり勉強をして資格を取っておくのが一番です。
2級は難しくても最低3級は取っておくことでもイメージは変わります。
結果を出すために今からでもやりましょう。
もしくは難度は高いですが、外資系企業なのでUSCPA(米国公認会計士)の勉強も英語で会計用語が学べて非常に役に立つのでよいです。
※USCPAの学校は下記参照
派遣の経理担当として外資系企業で求められる英語スキル
英語についてもTOEIC600点を取ってない場合、どうするかを答えます。
これは、「実務経験はありませんが、なんとか会話ができる位です」と回答するのがよいかと思います。
仕事上で読み書きに困った時は、Google翻訳、アルク、Weblioを駆使して戦いましょう。
ただし、これもあくまでもTOEIC600点に達しない場合の応急処置で、それまでにぜひとも点数を上げていただくに尽きます。
わたしも派遣で外資の経理職に付いた際は、TOEIC500点台だったので、履歴書にはTOEICの点数を書きませんでした。
それでも上記のように伝えてなんとか面接をパスしてます。
もちろん、入ってから苦労しましたけどね。。。
経理未経験から外資系経理に転職し、大変だった3つのポイントとその対策
ただ、TOEICは聞く力と読む力なんで書けなくても、話せなくてもウソではないんです。(補足ですが、TOEICにもSpeaking(話す能力)とWriting(書く能力)の試験はありますが、ここでは一般的に言われているReading(読む能力)とListening(聞く能力)を指します)
とにもかくにも、上記の基準に足りてない場合、簿記と英語のレベルアップは必須です。
外資系企業の転職先の探し方とわたしの転職攻略法
はい。まず、外資系企業に派遣を目指す場合は、派遣専門のサイトで探すのがよいです。
もちろん、正社員向けの人材紹介会社を使うのもありですが、派遣の母数が少ないので、派遣の求人数が多いサイトで探すほうが効率的です。
後は、とにかくいろんなサイトに登録して、とにかく数を受けてみること。
上述の通り、わたしはブランク期間もあり、経理未経験だったので、それはそれは数々の書類落ちを経験しました。
でも、ある意味それは当たり前なので、運良くどこか引っかかって!という想いでおこなっておりました。
なので、サイト登録や申し込みは確率を上げるために多い方がよいという理由です。
また、条件もほとんどこだわりを持ちませんでした。
とにもかくにも経験が積めるならという気持ちだったので、経験を積んでから条件を取っていこうという考え方です。
そうは言っても派遣の求人だけではなく、正社員の募集で未経験応募可や紹介予定派遣(何も問題なければ派遣⇒正社員という流れがある募集)も応募しました。
やはり、これも運良く引っかかればという考えからです。
実際、当時のわたしのスペック(ニート&Fラン&未経験)にも関わらず、正社員の募集で面接までこぎ着けた会社もありました。
ただ、面接でわたしより良い方がいたようで、落ちてしまいましたが。
※ちなみに過去のUSCPAの勉強(ニート)⇒派遣社員を目指す記事は下記
外資系企業がわたしを採用した意外な理由
転職活動は世の中の経済状況、個々の会社のタイミング、上司の考え方などさまざまな要素で決まります。
ちなみにわたしが派遣として採用された理由は、扱いやすそうという理由でした。
なんじゃそりゃ!ですよね。
もともと、わたしを採用した会社では業務経験があり、さらに同業や近しい業種で働いた経験のある人だけを取っていたそうです。
しかし、経験はあっても、取っ付きにくかったり、癖のある人が多かったようで、経験はなくていいから、素直で、言うこと聞いてくれそうな人を取ろうという流れになったタイミングでたまたまわたしが現れたとのこと。
なので、面接に受かるか落ちるかは単純な資格などのスペックだけでなく、人間味のパーソナリティの部分も重要な要素です。
だから、ゼヒとも自分自身でここは無理だろうという壁を作らずに、果敢にチャレンジしてほしいと思います。
まとめ
高校中退、Fラン、ニート、経理未経験からでも外資系企業で経理職に就ける。
ただし、外資系に入ることを狙うなら、まずは外資系企業に”派遣として”入って外資系企業での就業経験を手に入れてから”正社員”を狙うのはひとつの手。
外資系経理を未経験からやるなら、”英語”と”簿記”の資格は大きな武器になる。
理想はTOEIC600点と日商簿記2級。
難しそうであれば、TOEIC450点と日商簿記3級は最低限。
未経験から派遣でスタートするなら、確率を上げるためより多くの人材派遣会社やサイトに登録して、申し込みをすべし。
未経験で派遣だからこそパーソナリティーも大事。謙虚に、素直に。
ちなみにステップ毎の転職術は下記の通りです。
■派遣⇒外資系正社員へ
■外資系正社員⇒外資系ブラック企業を避けて正社員へ