自己紹介

USCPAから経理への挑戦 (方向転換)【自己紹介12】

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転職にてキャリアコンサルタントからのUSCPAというキーワード

 

わたしの次の進路を決めるキャリアコンサルタントからのキーワードは“USCPA(米国公認会計士)”。

「USCPAの資格があれば、未経験でもチャンスが広がりますし、キャリアアップにも使えます」

その時初めて聞いた言葉だった。

そもそも海外の資格など一度も聞いたこともなく、わたし自身そんな資格があることも知らなかった。

しかし、USCPAの資格があれば現状を突破できる。

調べてみると日本の公認会計士に比べても難度は低く、働きながらでも取れると。

語学学校に通いながら、USCPA情報をいろいろ調べ、大きな決断をした。

 

日本に帰る

 

「日本に帰ろう」

そう決めるまで大きな時間はかからなかった。

このまま語学学校に通い次のタームへ進むことも考えた。

しかし、英語力が多少上がっても、この国で経理の仕事をできる保証はない。

ニート期間が長期化すると余計に再就職が難しいことも危惧した。

であるならば、日本に戻り早々にUSCPAの勉強をして資格を取得すればいくらでもチャンスはあるんじゃないか。

そんな思考回路で日本に帰る決断をした。

シンガポールという国自体は非常に安全で住みやすく、この国であれば問題なく生活ができることを実感。

海外生活というものを身を持って体験できた。

そうは言っても6ヶ月弱の短いシンガポール生活。

東日本大震災をきっかけに日本を飛び出したが、思ったより早く戻ってきた。

きっと海外留学をした人の多くがぶつかる現実という壁。

わたしもその大多数の内の一人なのだろう。

特段の結果を残さないままの帰路。

中途半端という言葉が当てはまってしまう情けない人間。

ただ、資格さえ取ればすべて逆転できるといういいわけという名の免罪符を片手にシンガポールを後にした。

 

USCPAの勉強スタート

日本に戻ってから、実家暮らしの再スタート。

そしてUSCPA取得に向けて、取り組みを開始した。

インターネットで検索した結果、独学での勉強は不可能。

また、受験資格を獲得するために、単位も必要なことが分かった。

USCPAは非常にニッチな資格だと思っていたが、わたしが知らないだけで資格取得を目指す人は結構いるものだ。

USCPA資格の取得を目指す学校はいくつかあるが、その中でわたしは”アビタス”※という業界で一番実績のある学校を選んだ。

無職のニートには厳しい約70万円ほどの金額を支払い申し込んだ決意は固かった。

ここでやらなければ。

アビタスは本当の学習初心者であるわたしにも理解できるほど細かなメールや面談などのサポート体制があったので、英語及び簿記の初心者であればオススメ。

わたしは、基礎中の基礎の英語の日本語訳について、なぜこの日本語訳になるか等の質問をおこなったが、丁寧に答えていただいた。

少しでも気になる方は、働きながら効率よく学習する方法や、日本でいつ、どこで受験できるかなどの無料資料を申し込みできます。

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USCPAの苦痛の日々

教材が届いてからは平日は図書館で勉強、土日は学校へ行き授業へ参加という日々が続いた。

はっきり言って、机の上の勉強が苦手なわたしにとっては苦行だった。

USCPAは、米国公認会計士というアメリカの会計士の資格のため、すべて問題は英語である。当たり前だ。

そのため、文章問題を見ても、分かる単語が半分もない。

文章を読んでも、どういった問いなのかが分からない。

初心者にもわかりやすいように教材に問題の日本語訳があるが、なぜその日本語訳になるのかもわからなかった。

同じ英単語を何度辞書で引いても忘れた。

簿記は元々日本の簿記を勉強していたので、ゼロからスタートする人に比べればアドバンテージはあるが、本当にこんなレベルでUSCPAは受かるのだろうか。

想定よりだいぶ難しい。

そんな状況にわたしは問題を解く以前のレベルだった自分の不甲斐なさを強く感じた。

語学留学に行った自分の実力はこんなものか。

黙々と勉強することは辛い。

図書館では何度も休憩を取り、目の前の現実と戦った。

モチベーションを保つのも辛く、モチベーション関連の本を読むこともあった。

他の受験者は会社に行きながら勉強している。

わたしは勉強しかしていないから有利なはずなのにこの辛さはなんだろう。

負のループに苦しみながらも勉強は続けるしかなかった。

 

USCPAの初めての受験に向けて

そんな状況の中、なんとか単位を取り、受験資格を手にする。

初めての受験は勉強をスタートしてから約6ヶ月後に設定。

USCPAは全部で4科目あり、その4科目すべて合格すると試験合格となる。

ただし、すべての試験を一定の期間内に取得しないと期限切れで、一旦合格した科目も再度受験が必要で合格しなければならない。

また、1科目あたりの受験料が約5万円(日本で受験の場合)もかかるため金額もバカにならない。

まずは1科目でも合格するだけでモチベーションは変わる。

そんな気持ちでひたすら勉強する。

さすがに勉強し続けると分からない英単語は少なくなってくる。

また、問題にも慣れてきて回答率も上がる。

しかし、新しいことを覚えていく度に忘れることも増える。

もう無限ループだ。

ただひたすらに苦痛である。

試験日が近づくと模擬試験にもトライしたが、結果は散々で正解率は半分も達していない。

本当に合格できるんだろうか?

 

USCPAへ挑戦

とにもかくにも自分を奮い立たせ、追い込み受験日を向える。

まず受験した科目は”FAR”といういわゆる簿記の科目。

試験時間は4時間にもおよぶ長丁場。

緊張感の中、ナチュラルハイの状態で試験を終える。

いろいろなネットの書き込みや話を聞くと、ダメだったと思ってたら意外と高得点だったり、手応えあったと思ったら落ちているなど、試験手応えでは結果は分からない。

そんなわたしの結果は・・・

 

アビタスは本当の学習初心者であるわたしにも理解できるほど細かなメールや面談などのサポート体制があったので、英語及び簿記の初心者であればオススメ。

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