かみぞの視点

Fラン大卒は新卒採用を捨てろ!転職で輝け!

 

先日、わたしは下記のツイートをした。

 

念のためだが、就活を諦めろという話ではない。

より、自分にあったベストなところを目指しましょうという意味。

なぜなら、わたしも何を隠そうFラン大学を卒業したバリバリの学歴カースト底辺人間だから。

Fラン大学で現在就職活動をおこなっている方には、間違ってもB to Cで一般消費者向けの大手有名企業やドヤれるような大手総合商社、大手広告代理店を目指さないでほしい。

 

Fラン大学という大きなハンデ

「ワタシはFラン大学の中では優秀だったんで、他のFラン大生と一緒にしないでほしい」

そう思うFラン大生もいると思う。

ただ、そんなレベルのFラン大生も目指さないでほしい。

はっきりバッサリ言って、落ちるだけだから。

Fラン大学というのは、それほどまでにハンデを背負っている。

だって、もしあなたが採用担当者だったとする。

何万人もの応募者の中から一人一人吟味するの大変だろう。

社会人は常にやることがいっぱいなんで、どうやって効率化しようと考える。

その時、新卒採用は一人一人吟味するよりも、学歴の上位10%の中から吟味して選べば、上位校は優秀な人の割合も高いので時間が削減でき効率もよいと思わないだろうか?

すると必然的にFラン大は、そのふるいに入ってこない。

これが、Fラン大卒が応募の多い大手有名企業を目指すべきではない、分かりやすい例だ。

ただ、絶対に勝てないわけではない。

もし、そのハンデの中で戦うのであれば、秀でた地頭の良さにプラスして目に見えて分かる特別な資格や才能を持っていることが条件になる。

 

Fラン大学でも大手有名企業を目指すと…

たとえば、わたしは経理畑で働いていたが、大学生の時点で”公認会計士”や”税理士”もしくは簿記1級+TOEIC900点以上のスペックがあれば、入社できる可能性はあるだろうと思われる。

ただ、上記の資格を持ってやっと、ハンデなしの戦いだ。

どうだろう?いかに新卒採用において学歴格差があるかがお分かりいただけただろうか?

そもそも、Fラン大学で上記のスペックがある人は、ほんの、ほんの、さらにほんのひと握りだ。

ちなみに、もし仮に入社できたとしても入ってからも戦いは続く。

激戦に激戦を勝ち抜いて入ってきた同期は皆、自分よりもだいぶ上の学歴カーストに属する。

入社後に絶対に大学名を聞かれることになると思うが、そこでも「こいつFラン大学なのに同じ会社とかウザッ」と思われるのである。

ここでもハンデを背負わされる。

また、大手有名企業であれば、同期だけでなく上司も有名大学卒だらけだ。

有名大学卒の上司だと、「Fラン大学のクセにうちに入ってきてウチも落ちたもんだぜ」と中身も実力も評価せずに、ただ闇雲に見下す人もいるだろう。

もちろん、中には人間的に成熟してちゃんと評価をしてくれる人もいるだろうが、上司なんて誰になるか分からない。

とにかく、ロクな展開にならないことは目に見えてわかる。

そんな非現実的な話はここまでにして、じゃあFラン大卒は何を目指したらいいのか?

 

Fラン大学生は就活でどのような企業を目指すべきか?

大手有名企業がダメであれば、どういった企業を目指せばよいのか。

個人的にオススメは、わたし自身も働いている外資系企業。

外資系企業は一般的に残業が少なく、有給休暇が取りやすい!

外資系にホワイト企業が多い3つの理由外資系企業と聞くと、実力主義で激務なイメージを抱く方も多いです。 しかし、実際の外資系企業はホワイト企業が多いという事実があります...

 

ただ、そもそも外資系企業は数が少なく、新卒採用をおこなっていない会社もあるので、万人にオススメは難しい。

ただ、うまく入ることができると次の中途採用での転職で日系企業から外資系企業に行くより断然優遇されて外資系企業に入ることができる。

すると、新卒で憧れていたB to C日系大手有名企業より、一回りもふた回りも巨大な世界最大手企業に入ることも可能。

わたしも紆余曲折あり、ある業界の世界最大手企業で働いたのでわたし自身がエビデンスである。

はっきり言って、会社を言うだけでビックリするくらいの人の態度に変化が出る。

いわゆる錯覚資産である。

それくらい、会社ブランドというものは強い。

外資系企業で働くとモテる分かりやすい理由

外資系企業で働くとモテる分かりやすい理由冒頭から唐突に言いますが、外資系企業で働くとモテます。 さらにハイブランド企業で働いた日には、女性の手のひら返しを体験できてしまう...

 

ただ、注意してほしいのは、そんな会社ブランドなんてものよりも自分自身が会社の中で充実して働けるかの方が何倍も何十倍も重要だ。

虚栄心だけにすがらずに、自身と向き合い自分の働くことの充実感という根本だけはずらしてはいけない。

なぜなら仕事は短期決戦ではなく、長期でやっていくものだから。

■外資系企業の転職でおすすめのエージェント

JACリクルートメント

ランスタッド

 

Fラン大学生が就活で目指すべき企業は?(万人向け)

外資系企業が難しい場合にオススメする企業は比較的企業文化が新しめのB to Bでビジネスをおこなう企業だ。

最近だとIT企業もオススメ。

じゃあ、なぜ企業文化が新しいB to Bでビジネスをおこなう企業をオススメするかと言うと、理由は下記の3点だ。

■企業文化が新しいB to Bでビジネスをおこなう企業を勧める3つの理由

1.B to Bビジネスは学生の認知度が低いので優良企業に入りやすい

2.企業文化が新しい=年功序列ではないので、風通しがよく、比較的有給休暇などの休みが取りやすい

3.上記同様、年功序列ではないので、給料も実力に即したものをもらいやすい

 

もちろん、すべての企業が上記の条件に当てはまる訳ではないので、就活サイトや新卒でも転職サイトで企業のクチコミ情報を見ておくことは大事。

ちなみに就活中に企業の口コミをチェックしておくなら下記。

■転職会議

転職会議公式サイト

★就活中に必ず事前に口コミチェックを!

転職会議公式サイトへ

 

あくまでも傾向値なので、参考にしてほしい。

なので、気になったB to B向けビジネスをおこなっている企業を見つけたら、ネットでクチコミを検索し、労働環境を見て応募すれば、ある程度は環境のよい会社に行けるんじゃないだろうか。

 

仕事は勉強の要素だけで戦うものではない

Fラン大学卒のわたしが感じるのは、当たり前の話だが仕事は勉強とは異なることだ。

むしろ、仕事の内の一つの要素が勉強と言った方が正しいと思われる。

勉強ができる人間は、総じて仕事もできる確率が高い。

それは、楽しくもない努力を淡々とおこなうことに関して、圧倒的に学歴が高い人間が強いことが証明されているからだ。

ただ、相手の状況を察知して、必要な手助けができる頭の回転の速さや、誰とでも打ち解けられる愛嬌のよさなどは学歴では測れないスキルである。

※下記、こんな人もいるという参考まで

 

仕事は、さまざまな側面が絡み合って実力となるので、Fラン大学卒でも戦えるチャンスはあるのだ。

また”仕事の優秀さ”というものは、自身の業務のポジションに必要なスキルがあることを言う。

たとえば、あなたの業務が採用だとしたら優秀な人材の目利きができることが必要なスキルだ。

仮に、あなたが経理の分析に強みを持っていたとしても採用業務が担当で経理の分析を活かす機会がなければ、優秀と評価されない。

よって、ポジション毎において、必要なスキルは変化するので、ポジションが変われば優秀と評価されるスキルは変わる。

つまり、自身のスキルセットにマッチするポジションに就くことが、結果を出すもっとも効率のよい方法だ。

 

Fラン大卒は新卒採用を捨てろ!転職で輝け!

仕事で実績さえ作れれば、新卒の就活とは異なり中途採用での転職活動のフィールドでは圧倒的に戦える。

なぜならば、中途採用は学歴よりも実績を評価するからだ。

当たり前だが、人は過去の足跡を見て、未来の絵を想像する。

新卒採用の時点でのFラン大学という過去の足跡は、正直あまり未来のキレイな絵を想像することはできない。

ただ、しっかりした仕事の実績という力強い直近の過去の足跡を残せると、未来のキレイな絵を想像しやすくなる。

仕事の実績という色がFラン大学という色を打ち消す効果があるのだ。

この打ち消しをうまく利用できると、転職市場では圧倒的に強い。

Fラン大卒でも勝てる市場になるのである。

 

さいごに

人生はいろいろなタイミングでルール変更がある。

小学校では単に足が早い人がモテたが、中学に入るとスポーツが得意な人がモテる。

高校だとイケメンやちょっとワルい人がモテて、大学だと高学歴がモテる。

要所要所でモテのターニングポイントがある。

ともすれば、Fラン大学生のモテ(自分という商品が市場で人気が出ること)のターニングポイントは、中途採用の転職市場にあり。

なぜならば、仕事の実績でFラン大学というハンデを払拭できるから。

もちろん、仕事で成果を残すのは前提として。

勝てる市場で、勝てる実績を作り、勝つべくして勝負をしよう!

■外資系企業の転職でおすすめのエージェント

JACリクルートメント

ランスタッド

 

ちなみにわたしが働いている某外資系メーカーでは新卒採用はdodaキャンパス使ってます。(もしかしたらあなたにオファーをするかも)

 ※外資系企業のあんなことやこんなことをは下記

外資系企業のまとめ(外資はホワイト、日系企業との違い、外資系の種類、役職など)

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