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東日本大震災
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2011年3月11日、通常通り東京にあるオフィスで電話営業をおこなっている時だった。
電話先の担当者に繋いでもらっている保留音中にとてつもない地震がおこった。
「これは死ぬかもしれない」
今まで地震は何度も経験しているが、比較にならない。
机の下で丸くなるのは、いつのことだろう?
高校生の時の防災訓練以来だろうか?
第一波が終わった後、わたしは一目散に会社を出た。
周りの同僚は、倒れた机などを片付けていたが、そんなことをしてる場合じゃない。
「次もっとデカイ地震が来たら、死ぬかも知れないぞ」と思い、早くオフィスを出ることを促し、そそくさと近くの公園へ移動した。
当日は、会社の近くに住んでいる同僚の家で一泊したが、テレビを見ると映画でしか見たことがない、車がオモチャのように津波で流されている様子が繰り返されていた。
震災後数日間は、人間の防衛本能が働いたのか、やたら食欲があった。
テレビでは相変わらず、悲劇の惨状が映し出されており、原発の被害も甚大。
海外の多くの友人から「カミゾノ、イキテルカ?」といった連絡をもらった。
日本はこのままどうなってしまうのか?
不安がわたしを支配していった。
決断
震災後、日本に駐在している多くの外国人は母国に帰っていった。
わたしは思った。
「もし、このまま日本という国で悲惨な状態が続き、日本で仕事がなくなってしまった場合、わたしは海外で生きていけるのだろうか?」
「海外で生きていくには、そもそもその国の言葉が使えないと生きていけないんじゃないか?」
「世界の共通言語は英語、であるなら英語を使える人間にならないとまずいぞ」
それから、わたしは海外関連の情報の検索が始まった。
日本人で海外で働いている人の情報をひたすら読み漁る。
そして、一つの決断を下した。
会社を辞めて、海外で英語を勉強しよう。
退職
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決めたら即行動。
すぐにでも退職をすることを伝えないと。
しかし、人生で初めての退職ということもあり、なかなか言い出すタイミングが見つからない。
また、わたしの直接的な上司は社長になるので、いろいろと気が重い部分もある。
そんなわたしの異変に気づいた社長から「何かある?」と逆にチャンスをもらった。
口がとてつもなく重かったが、退職したい旨を伝えた。
額から汗が流れる。
社長はいろいろと察したのか、退職の流れはスムーズに進んだ。
インターンシップを含めて約5年ほど勤めた会社との別れだった。
次なる一歩
海外で英語を勉強すると言っても、いろいろな場所がある。
英語圏で言えば、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスといったところ。
インターネットの情報を駆使して、自分自身でベストと思われる国を決めた。
上記の英語圏とは異なる場所だ。
そこは・・・
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