かみぞの視点

”働き方改革”で副業を1年やってみた経過と感想

働き方改革で副業をやってみた経過と感想

手前味噌だが外資系ホワイト企業に勤めるわたしかみぞの。

会社は有給をかなり自由に取得でき、フレックスをバリバリ利用して自分の都合に合わせて15時退社など会社の恩恵を存分にうけている。

平日5日をすべて有給取得し、土日合わせて9日間の休暇で海外旅行に行けるのは大変ありがたい。

また、お給料も個人的にはだいぶ満足の金額をもらっている。※詳しくは下記を参考に

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そんなわたしは元来いろいろなことを試したり、行動したりするのが大好きだ。

現状、会社の仕事をおこなっていてもまだ自身のキャパに余裕がある。

そんなことから働き方改革の名のもとに2018年より2つのスタートアップ企業での副業と自身でいろいろな商売をおこなってみた。

実際にやってみた現在の心境や感想をシェアしたい。

 

副業をやってみて感じたこと

まず、大前提として自分自身が会社に勤めながら、まったく関係のない会社もしくは自身で別の仕事をやるとは1ミリも想像していなかった。

ただ副業ははっきり言って楽しい。

なぜなら、必要に迫られて働いている訳ではなく面白そうと思ってやっているから。

好きなことにトライするのに気持ちが高揚しないわけない。

面白そうと思って働き、本当に面白かったら仕事を続ける、合わないと思ったら他の面白いことを探すを繰り返すことで喜びを感じられる働き方が続けられる。

今まで大人になったり、会社勤めになるとできることが制限されると考えていた。

でもまったくそんなことはなく自分が興味のあること、やってみたいことはいつだってできると思える。

副業をやることでそんなポジティブな感情が自身に高揚感を与えてくれた。

これも副業が楽しいと感じる一つの要因だろう。

また、まだまだ副業で働くことはマイノリティのため、他の人はこんなことやってないだろうというマウンティング的な意味での優越感も楽しさにプラスされていると思う。

今、サラリーマンとして働いている人の中には実は今サラリーマンをやっているが、バーテンダーを一度は経験してカクテルを作ってみたいや、ラーメン次郎を超える究極の脂、にんにくのラーメンを作って売ってみたいという想いを持っている人もいるかもしれない。

わたしは実際にやってみたからなおさら言えるが、実際問題、全然実現可能である。

公務員だから、会社が複業を禁止しているからできないという人はお金をもらわずにやる方法だってある。

要はやりたいと思ったことは結構簡単にできちゃうんだ!と副業をやってみて実感できたのは大きい。

ある意味、会社の転職と似ていて一度も転職をしたことがないと次の会社が見つかるのか、他の会社でも自身のスキルが通用するのかなど不安に駆られるがやってみるとこんなもんかといったところ。

とにかく働くことに喜びを感じられる仕事ができるのは大きな収穫だ。

次に実際に副業でやってみた会社での仕事と自身でのビジネスのもうちょい細かい部分を紹介したい。

 

【副業その1】スタートアップ企業で働いてみたパート1

ある会社で土日にオフィスワークの副業をした。

【仕事内容】

ざっくり言うとインバウンドの営業。

 

【働いてよかった点】

スタートアップならではの動きや、Slack、Dropbox、Google スプレッドシートなどを存分に使った業務、多くのインターン生とのコミュニケーションなどは現在勤めている会社では得ることのできない良い経験だった。

 

【結果】

結果としてこの会社での副業は半年で終了した。

理由は大きく2点。

 

1.平日で存分にオフィスワークをしている上に土日もオフィスワークをするのは結構重い

2.仕事がルーチン化したため

 

楽しさもあったが、他の時間の使い方をした方が自分にとってメリットがあると感じたので終了に至った。

 

【報酬】

お給料は普通のアルバイトよりちょっと高いくらいの時給制。

 

【副業その2】スタートアップ企業で働いてみたパート2

もう一つの副業は上記とは打って変わってPCとはまったく関わらない仕事。

 

【仕事内容】

ざっくり言うとイベントの司会進行業務。

 

【働いてよかった点】

2018年から2019年7月現在も続けているが下記の3点が続いている理由。

 

1.簡単な英語の通訳や日英両言語での業務があり海外の人と関わる

2.日本全国さまざまな場所に行き仕事をするので有給を取ると全国の友人と逢え、旅行ができる(交通費は会社持ち)

3.大人数の前で説明などをして皆を楽しませるのが面白い

 

メインの仕事で英語は使っているが、あくまでも経理関連の用語やビジネス英語が中心。

一方、ここでの英語は日常英語で日本語と英語の両方で説明をしているので自身の総合的な英語力に貢献している。

また、メインの仕事は社内でひたすら経理業務なので副業で全国行脚できるのは現状魅力的に感じる。

さらにわたしは経理人材らしからぬ人前で目立つことが好きなタイプなのでメインの仕事でできないことがこの仕事でできているので続いている。

 

【報酬】

お給料は日給で1日で考えると普通のアルバイトより十分に高いが時給換算すると泊まり込みでの活動のためそこまで高くない。

 

【今後】

継続予定。

 

【副業その3】自身でのビジネス

【仕事内容】

自身での商売はメルカリで物を売ったり、このブログに広告を貼ってGoogle先生などから施しをもらう等をやってみた。

 

【報酬】

ハッキリ言って時給換算すると大変なことになるくらい儲かっていない。

いろいろな経費を含めると膨大な赤字。

 

【今後】

会社で言えば完全に撤退が必要だが、ブログに関しては自分の今までの経験が誰かの役に立てればそれでいい。。。なんてのは完全に言い訳。

圧倒的に作業量が足りていないのでブログにおいては時間を作る、アンテナを張る、結果的に更新頻度を上げていきたいところ。

もしくは音声の方が合うのであれば別のチャネルを試してみたいがそもそもの行動量が足りていないので根本原因の改善が今の課題。

とにかく役に立つコンテンツができれば、後はどうにでもなると思う。

ただ、やっていてシンドイけど、いろいろな人に見てもらえるのはうれしい。

なにはともあれまずは、この人の記事は割と使えると感じてもらえるような記事を書く。

また、今後ニーズがあれば、わたしに興味を持ってくれている人と直接話して何か役に立てることがあるのかを試してみたいという気持ちもある。

実際記事やTwitterを見ていただいている人はどういう悩みがあるのかを伺うことで、わたし自身の見地を広げたり勉強させていただく意味もある。

状況によっては都内などでお会いしてお話できればとも考えている。

まずは、お気軽にDM等いただければ返信させていただきます。

取り急ぎ、こちらも継続中。

 

さいごに

いろいろな副業をおこなって冒頭に楽しいと伝えたが、それだけではない部分もある。

ひとつは、副業として別の会社で働く場合、現在のキャリアと関係のないことをすると、当たり前だが給料は低い。

新しい経験もさせてもらえて、お金ももらえて楽しいと考えられるのであれば、問題ない。

ただ、お金を稼ぐという意味では社会人としてフルタイムで働くのが効率がよい。

もちろん、個人で副業をする場合は青天井で月何百万円と稼ぐ人もいる。

一方で、わたしのように大赤字な人間もいる。

副業というものをお金を稼ぐ手段と定義するのか、好きなことに喜びを感じてさらにお金ももらえると考えるかで見える世界はまったく異なる。

捉え方の問題だ。

もう一つは、副業を完全に土日もフルフルで毎週休みなく活動すると、私の場合30代半ばという年齢が原因かさすがに体力的にシンドイ部分がある。

身体を壊してしまうと身も蓋もないのでバランスが大事だと感じる。

Life shiftというリンダ グラットン作の本でも言っているが、今後は人生100年時代に突入する。

 

たぶんわたしが65歳を過ぎる頃には平均年齢も90歳を超えているのが普通と予想される。

副業という働き方を今から知っておくこと、経験しておくことで定年という概念のない自分の興味のある働きを70歳や80歳になってもやっていく準備ができる。

今の副業を継続してやっているか、もしくは新たな副業にチャレンジしているかは分からない。

ただ、働くという楽しみ、喜びを味わい続けていきたい。